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【不動産解説ブログ】買付証明書の書き方と注意点(記入例つき)

~失敗しない不動産購入の第一歩~

不動産投資を始めるうえで避けて通れないのが「買付証明書」の提出。
これは、物件を「買いたい」という意思表示をするための非常に重要な書類です。

この記事では、買付証明書の書き方・出すタイミング・注意点、そして実際の記入例まで解説します。

📝 買付証明書とは?

買付証明書(正式には「不動産購入申込書」などとも言います)とは、

「この物件をこの金額・条件で買いたいと考えています」

という購入希望者からの申込書です。
法的拘束力は基本的にありませんが、提出することで「買う意思」が強く伝わり、売主や仲介業者の動きも本格化します。

📌 提出のタイミングは?

  • 物件を内見し、購入したいという気持ちが固まったとき
  • 他にも検討者がいると聞いたとき(早い者勝ちになりやすい)
  • 値引き交渉をする場合(希望条件を明示するため)

※「まだローン通るか分からないんだけど…」という段階でもOK。まずは意思を見せることが重要です。

✍️ 書き方の基本項目

以下は、一般的な買付証明書に記載する項目です。

項目内容例
購入希望価格例:1,850万円(販売価格2,000万円から値引き交渉)
契約希望日例:2025年6月10日
決済・引渡し希望日例:2025年7月10日
ローン利用の有無例:あり(○○銀行へ打診中)
自己資金の額例:500万円
購入者情報氏名、住所、連絡先など
その他条件「現況有姿」「測量不要」など希望条件があれば記載

✅ 記入例

買付証明書

令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇不動産 御中

下記の不動産について、購入を希望いたします。

  1. 物件所在地:〇〇市〇〇町〇丁目〇番〇号
  2. 物件種別:中古マンション
  3. 購入希望価格:〇〇〇〇万円(税込)
  4. 支払方法:住宅ローン(〇〇銀行より〇〇万円借入予定)、自己資金〇〇万円
  5. 契約希望日:令和〇年〇月〇日
  6. 引渡し希望日:令和〇年〇月〇日
  7. その他条件:売主負担での設備保証を希望
  8. 有効期限:令和〇年〇月〇日まで

申込者氏名:山田 太郎
住所:東京都〇〇区〇〇
電話番号:090-xxxx-xxxx
署名・捺印:

⚠️ 注意点

1. 法的拘束力はないが、信用には関わる

「買うって言ってたのにやっぱやめた」となると、仲介業者との信頼に影響します。
出すときは「ほぼ買うつもり」の状態で出しましょう。

2. 金額交渉は現実的に

無理な指値(例:2,000万円→1,400万円)は売主から相手にされません。
「根拠」がある指値(周辺相場、修繕必要、瑕疵など)なら通りやすいです。

3. 複数買付が出てる場合はスピード勝負

後出しじゃんけんは効きません。
良い物件はその場で即決できる準備をしておきましょう(ローン打診済、自己資金額明確など)。

🧩 ワンポイント:仲介業者との連携がカギ

買付証明書は単なる紙ではなく、「売主との交渉材料」になります。
そのため、仲介業者としっかり相談しながら提出内容を詰めることが大事です。

「この条件なら売主さん通ると思いますか?」
「先に誰か買付出してますか?」など、事前確認が重要です。

✒️ まとめ

買付証明書は、不動産購入への“本気度”を示す最初の一歩です。

  • 内容はしっかりと
  • 交渉は戦略的に
  • 仲介業者との連携を大切に

買付証明書をうまく活用して、チャンスを確実にものにしましょう!